10年目にして庭のミモザが枯れてしまった。 ほんの小さな苗から2階の屋根にも届く巨木にまで育ったミモザ。 ある日とつぜんミモザは枯れてしまうんだよ、実家の母から聞かされていたけどあれは本当だった。 写真は去年のもの。この時すでに半分は咲いていなかった。 これまでどれほどミモザのおかげで道行く人や、ご近所さんと仲良くなれたことでしょう。 そして、この時期はきまって、友人や仕事先の方に会う時にはミモザ片手におでかけしてた。 黄色の花にぱっと照らされた笑顔がただただ見たくて。 花を手渡しした瞬間の明るくほころぶ人の表情を見るのが大好きだ。 小さい子からおばぁちゃんまで、みんな一瞬でオトメになる。 近所のおじぃちゃんが、奥さんにプレゼントしたら喜ばれたんだよとうれしそうに話しにきてくれた。 花、、、すごい。 羊毛なんかでお花を作り続けているのはそんな一瞬をただ見ていたいからなの。 日曜日、ミモザの木を倒した。 害虫に弱いミモザの木の幹はボロボロだった。。 あぁ、ごめんね、 守ってあげられなくて。 ありがとう。 長いこと花明かりで我が家を照らしてくれて。 ”猫屋敷のミモザおばぁちゃん”いつの日かそう言われるのが密かな夢だった=。 あぁ。。。
by feltico
| 2013-03-11 23:23
| 日々のくらし
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