上野の森の対決。

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北京五輪でも熱い対決が繰り広げられていますが、
先日観に行った上野の巨匠対決展も手に汗握るものでした。
「対決 巨匠たちの日本美術」
美術館も企画力の時代なのね。恐れ入りました。
単純に「どっちが好き?」だけでも充分楽しい。

屏風絵における巨匠対決は、はるか昔、日本美術専攻だった
学生の頃の卒論テーマ!(冷汗)
あの頃の私にこれだけの数の本物を目の当たり見せてあげたかった。

屏風絵や襖絵の前に佇んでみると3D空間の世界だとあらためて実感。
屏風絵は折った状態で目線を同じ高さにして見えてくるものあり。
臨場感がすごい。温度が伝わってきそうだもの。

有名な芦雪の虎図襖の3mの巨大虎なんて笑っちゃうほど猫だった。
当時、虎なんて誰も見たことないからね。
こんなの家の襖にあったら楽しいけど、実際はお寺の襖に描かれたもの。
和尚さんが襖開けたり閉めたりする度、がお〜っ、とだよ。いいのかな笑
この時代の自由な大胆さは何だろう。
天才絵師、愛でるパトロン、受け入れる時代、うらやましいほど懐の深い連鎖だなぁ。

師弟、ライバル、私淑、対決。 
どちらにしても愛すべき変わり者達。世が世なら若冲や蕭白と会ってみたかった。
300年以上前の巨匠のパーソナリティがぐっと見えてきたから不思議。


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by feltico | 2008-08-19 15:36 | 日々のくらし | Trackback | Comments(0)
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